焚合

会津地鶏のつみれと季節野菜

懐石料理名:会津地鶏つみれ いわき産長兵衛里芋 三春産引き上げ湯葉 郡山産レジェンドほうれん草 矢祭町産針柚子

水害を生き残った“奇跡の里芋”として知られる、いわき市『ファーム白石』の長兵衛(ちょうべえ)。三春町『TO-FU Cafeおおはたや』のクリーミーな引き上げ湯葉。郡山『ニッケイファーム』の生食できる「レジェンドホウレン草」など、福島自慢の食材を焚合せに。会津地鶏のつみれには、鶏肝を忍ばせ、深みのある味わいに仕上げています。

材料※作りやすい量

矢祭町産柚子
適量

<会津地鶏のつみれ>

昆布だし
適量
八方だし
1l

A

会津地鶏ミンチ
400g
会津地鶏モモ肉
100g
長芋(すりおろし
30g
小1個
薄口醤油
36ml
濃口醤油
24ml
20ml
みりん
20ml
粉山椒
適量
鶏肝
10g
酒・塩
各適量

<里芋うま煮>

いわき産[長兵衛里芋]
8個

B

カツオ昆布だし
500ml
薄口醤油
35ml
みりん
60ml

<湯葉>

三春産引き上げ湯葉
2パック(計180g)
八方だし
500ml

<ホウレン草の浸し>

郡山産[レジェンドほうれん草]
1束
八方だし
200ml

※:八方だしの割合
カツオ昆布だし:薄口醤油:みりんを11:1:1で合わせたもの

調理方法

<会津地鶏つみれを作る>

酒と水を同量で合わせ、塩を少し加えた中で鶏肝を軽く洗い、水気を拭く。
ボウルにAの材料を合わせ、しっかりと練ってひと口大に丸める。
昆布だしをひと煮立ちさせて②を入れ、浮いてくるまで下茹でする。
八方だしでをさっと煮て、鍋ごと氷水に浸けて急冷し、そのまま2時間ほど置いておく。

<里芋うま煮を煮る>

いわき産[長兵衛里芋]は皮をむく。竹串がすっと通るまで酢水(分量外)で下茹でする。水洗いしてぬめりを取る。
八方だしをひと煮立ちさせてを入れ、紙蓋をして弱火で約15分煮る。そのまま2時間ほど置いて味を含ませる。

<湯葉に下味を付ける>

三春産引き上げ湯葉を食べやすい大きさに切り、バットに並べる。
八方だしを温め、に注ぎ入れ、2時間ほど置いて味を含ませる。

<ホウレン草をお浸しにする>

郡山産[レジェンドほうれん草]を塩茹でし、食べやすい大きさに切る。八方だしに30~40分浸す。

<仕上げる>

を温めて盛合せ、の煮汁をかける。針切りにした矢祭町産柚子の皮を天に盛る。
ご家庭でも楽しんでいただけるように、ここに掲載する料理名は、「福島を味わう 食文化の結びPROJECT in 福島」(2月18日)のメニュー発表会で料理人が作成した献立の記載を一部変更したものを併記しています。
当日、料理人が調理したレシピも一部簡略化しています。