福島県の自治体や事業者など29団体が出展し、食、観光など福島の魅力を発信するイベントを名古屋で開催!
ゲストにお笑いコンビの土佐兄弟を迎えたステージプログラムでは、
福島県の自治体・事業者PRやご当地キャラクターによる「ゆるかわポーズ対決」、スパリゾートハワイアンズによる
フラステージなど、一日を通して来場者の方に福島の魅力を満喫いただきました。

今なお続く東日本大震災に伴う原子力災害による風評の影響の払拭に向け、食、観光など福島の魅力を発信するとともに、原子力災害からの復興に関する正しい理解を醸成することを目的として、2022年11月23日(水・祝)、『ふくしまフェスティバル2022 in名古屋』(主催・復興庁)を名古屋市の久屋大通公園エディオン久屋広場にて開催しました。
このイベントは、震災後11年を経て、特に被災地以外の地域では震災の記憶が薄れつつある中、改めて全国の皆様に「福島の今」に触れてもらえるよう始めたものです。復興庁が、名古屋において福島県内の自治体と連携してこのようなイベントを開催するのは今回が初めてとなります。福島県の自治体や事業者など29団体が出展し、福島県の食や観光の“今”を「見て」「食べて」「知って」いただき、福島をより身近に感じていただけるものとなりました。あいにくの雨となりましたが、雨にもかかわらず多くの方が訪れ、名古屋・愛知にお住まいの方々の、福島の復興に対する関心の高さが窺われました。

里見隆治復興大臣政務官&土佐兄弟トーク

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イベントゲスト土佐兄弟(左:有輝、右:卓也)、
復興庁 里見復興大臣政務官(中央)

ステージゲストとしてYouTubeやTikTokなどで若者から絶大な人気を誇るお笑いコンビ”土佐兄弟”が登場。

里見復興大臣政務官とのトークショーで土佐兄弟からは、「福島の浜通りにあるポケモンがモチーフになった「ラッキー公園」が楽しかったです。ラッキー公園で調べてみてください!」「あと海産物など、本当に食べ物が美味しかった」とコメントし、福島のおすすめグルメや映えスポットについて語りました。

イベントオリジナル「福島えごまラー油の海鮮ユッケ丼」紹介

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イベント限定メニュー「福島えごまラー油の海鮮ユッケ丼」を監修したグルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさんが登場し、「常磐もの」のヒラメや小名浜海星高校の生徒が水揚げしたマグロ、そして阿武隈川のメイプルサーモン、調味料やお米も福島県産を使用するなど福島の食材にこだわって開発した海鮮丼を紹介。

その福島の魅力がたっぷり詰まった海鮮丼を土佐兄弟が試食し「ヒラメが最高!弾力がありプリプリです!このピリ辛が卵黄と合って、本当においしいです。ご飯が進む味ですね!」とコメント。お米ソムリエの資格を持つフォーリンデブはっしーさんからは、「海鮮はもちろん、お米の名産地である福島だからこそ生まれた今大注目の福島のブランド米“福、笑い”を使っています。ぜひこの機会に味わってみてください!」とコメントしました。

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イベント限定メニューを監修した
フォーリンデブはっしー氏
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イベントオリジナル海鮮丼の試食する土佐兄弟

出展者PRステージ

ステージでは、福島県の自治体・事業者PRやご当地ヒーローショー、ご当地キャラクターによる「ゆるかわポーズ対決!」、スパリゾートハワイアンズによるフラダンスなど盛りだくさんな内容で、たくさんの方に楽しんでいただきました。

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石川町のPRで登壇した芸人あかつ
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ゆずの北限地楢葉町をPRするご当地キャラクター
「ゆず太郎」
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ゆるかわポーズ対決!優勝のしらかわん(白河市)
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スパリゾートハワイアンズによる
フラステージ

自治体の出展者ブースでは、福島の美しい風景を楽しめる観光VR体験(石川町)やだるまの絵付け体験(白河市)などの参加型プログラムや、まんがご汁(田村市)、浜焼き(相馬市)、伊達鶏バーガー(伊達市)といったご当地グルメ、全国新酒鑑評会において金賞受賞数日本一を誇る福島県の銘酒が味わえる日本酒試飲・販売など、各ブースが趣向を凝らした出展内容で各自治体の魅力を発信。
また、ALPS処理水の処分や廃炉に向けた取組(資源エネルギー庁)、除染などの環境再生事業(環境省)、福島が直面する課題(福島県)などの説明ブースでは、来場者が説明を熱心に聞き入る姿が見受けられました。会場内の27か所に設置されたスタンプポイントを周るスタンプラリーでは、5つ以上のスタンプで、福島県新ブランド米「福、笑い」をはじめとする福島の特産品が当たるガラポン抽選会に参加できることから、多くの方にスタンプラリーにもご参加いただきました。たくさんの方に福島の魅力を堪能いただきました。

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イベント会場の様子
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イベント会場の様子

ステージイベント タイムスケジュール

11:00~
オープニングステージ
  • 里見隆治復興大臣政務官&土佐兄弟トーク
  • フォーリンデブはっしー氏監修・イベントオリジナル「福島えごまラー油の海鮮ユッケ丼」紹介
12:05~
出展者PRステージ
  • 芸人あかつステージ
  • 自治体・事業者 PR
    (石川町/只見町/中島村/郡山市/飯舘村/磐梯町/玉川村/楢葉町/白河市/福島県/喜多方市/伊達市/田村市/相馬市/女子の暮らしの研究所/有限会社樽井商店)
  • 白河市ご当地ヒーロー・ダルライザーショー
  • 福島ご当地キャラクターによる「ゆるかわポーズ対決!」
15:05~
土佐兄弟によるネタ披露
15:20~
スパリゾートハワイアンズによる
フラステージ

里見復興副大臣からのメッセージ

震災から11年。様々な関係者の皆様のおかげで、福島は復興に向けた途上にあります。
復興というのは「2つの風」との闘いと言われています。一つめの風が「風評」です。福島の農産品は外国も含めて風評の被害にあり、美味しく、そして安全に食べられるということが、まだまだ伝わっておらず、この風評と、私たちは立ち向かっていかなければなりません。本日のイベントでは、たくさんの福島県の自治体、事業者の皆様にご出展いただいており、農産品等もたくさん販売いただいております。ぜひ安全で美味しく味わっていただける福島の農産品を、皆さんご自身で体感していただきたいと思っております。
もう一つの風が「風化」です。震災から11年が経ち、記憶のない世代もおります。私たちは、福島のことを忘れず、そして、福島や愛知の皆さんと一緒になって、福島の復興を一緒に頑張っていこう、それが今日の取り組みの趣旨でございます。福島の農林水産物は、厳しいモニタリング検査をしておりますので、日本一安全だといえます。そして安全性だけではなく、海もあり、山もあり、素晴らしい自然豊かな福島。そこで獲れたお魚、そして農作物、お米、それらから作られる特産品の数々や、郷土料理、そして日本酒などを皆さんに楽しんでいただいて、アピールしていただければと思います。私も皆様と共に、これからも福島の復興のために頑張ってまいります。

開催名称

「見て、食べて、知って、ふくしまフェスティバル 2022 in 名古屋」

開催日時

2022年 11 月 23 日(水・祝) 10:00~17:00

開催場所

久屋大通公園 エディオン久屋広場

開催場所

自治体 中島村、只見町 自然首都・只見(只見ユネスコエコパーク)、石川町、白河市・棚倉町・塙町・矢祭町 ふくしま県南観光推進協議会、喜多方市、福島県、郡山市、飯舘村、会津若松市、磐梯町、玉川村、伊達市、田村市、相馬市・松川浦ガイドの会、楢葉町、名古屋市

事業者 なみえ焼きそばの旭屋、女子の暮らしの研究所、渡辺養蜂場、有限会社樽井商店

官公庁 復興庁、資源エネルギー庁、環境省

キッチンカー CUCINA BABBO、このまち食堂、和食処 かに船(福島県いわき市)、フルフルボンボンパリス、Tea&lifestyle(ティー&ライフスタイル)、BARI'SCAFE

出演

ゲスト
土佐兄弟

YouTubeチャンネル「土佐兄弟の青春チャンネル」登録者数46万人。
弟の有輝はTikTokフォロワー数130万人越え。
TikTokの総再生回数10億回越えで、若者から絶大な支持を得ているお笑いコンビ。

フォーリンデブはっしー

お肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、全国を食べ歩くグルメエンターテイナー。
フォロワー数27万人超えのInstagramなどが人気。総務省の地域力創造アドバイザー、
農水省の国産食材アンバサダーなども務める。決めゼリフはデブリシャス!

芸人あかつ

福島県いわき市出身 いわき市在住。相撲ネタを中心に活動をし、
【あらびき団】【さんまのお笑い工場委員会】【水曜日のダウンタウン】に出演。