「福島の今」を知る 〜復興と
廃炉〜オンラインイベントは
終了いたしました。
たくさんのご参加をいただきまして
誠にありがとうございました。
当日の配信内容はこちらから
ご覧いただけます。
村尾 信尚
宮地 真緒
吉田 学
木野 正登
たくさんのご参加をいただきまして
誠にありがとうございました。
当日の配信内容はこちらから
ご覧いただけます。
イベント内でご質問いただいた内容に
お答えいたします。
東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)の「廃炉」とは、どういった状態になることでしょうか。また、「廃炉」が完了するまでに何年かかるのでしょうか。
福島第一原発における「廃炉」は、まずはリスクを下げる取り組みであり、当面の目標は建 屋から使用済み燃料や燃料デブリを取り出すことです。廃炉完了は、原発事故から30~40 年後という目標を定めています。
燃料デブリの取り出しは、いつから開始できるのでしょうか。
2024年度から2号機の燃料デブリの取り出しを開始予定です。燃料デブリの取り出しを含む廃炉完了目標は、原発事故から30~40年後と定めています。
海洋生物の飼育実験の魚類・貝類の対象にはなぜヒラメやアワビを選んでいるのですか。
あまり大きな水槽で飼育はできないため、回遊魚ではない魚、よく捕れる魚、飼育技術が確立している魚という理由からヒラメを選定しました。また、アワビはあまり動き回らない、飼育技術がある貝という理由から選定しています。
ALPS処理水を添加した水槽でヒラメやアワビを育てている様子はどこで、どのように発信されているのでしょうか。
東京電力のホームページで、ヒラメやアワビの飼育状況をご覧いただけま す。
ALPS処理水の放出に関する第三者の海域環境モニタリングは、誰がどの程度の頻度で行うのでしょうか。
東京電力と資本関係のない民間企業を選定し、ALPS処理水の分析をします。頻度については、今後、検討・調整していきます。また、国際原子力機関(IAEA)の専門家による評価も受けます。
トリチウムの基本的な海洋放出基準値はどのように決められているのですか。
放射線の専門家会議で、放射性物質の海洋放出基準値が決められています。具体的には、1種類の放射性物質が含まれる水を、生まれてから70歳になるまで毎日約2リットル飲み続けた場合に、平均の線量率が法令に基づく基準である1年あたり1mSv に達する濃度が基準値として定められています。
世界の原子力発電所(原発)でもトリチウムは海洋放出等されているとのことですが、放出量等について公表されているサイトがあれば教えてください。
トリチウムは、国内外の原発・再処理施設においても、各国・地域の法令を遵守した上で、液体廃棄物として海洋や河川、湖へ放出されています。
また、換気にともない大気中に排出されています。
なお、海外ではボイラーで蒸発させる方式で水蒸気放出した事例もあります。
トリチウム以外の放射性物質を含む廃棄物はどのように保管されていますか?
福島第一原発の敷地の中に廃棄物を保管する建物を作り、金属製の容器等 に入れて厳重に 保管しています。
東日本大震災・東京電力福島第一原子力
発電所の事故から約11年。
一人一人が力を合わせて取り組んできた
ことにより復興が進む福島。
東京電力福島第一原子力発電所の
立地自治体である大熊町・双葉町を巡り
復興の「今」や2023年から始まる
ALPS処理水の海洋放出について
廃炉の「今」を取材映像とともにご紹介。
「福島の今」を知る
オンラインイベントを開催します。
ナビゲーター:宮地 真緒(女優)
解説:吉田 学
(一般社団法人 HAMADOORI13 代表理事)
解説:木野 正登
(経済産業省資源エネルギー庁 廃炉・汚染水・処理水対策官原子力災害対策本部
廃炉・汚染水・処理水対策現地事務所 参事官)
司会:村尾 信尚(関西学院大学教授)
事前取材した映像等を交えながら出演者によるトークやディスカッションをお届けします。
東京電力福島第一原子力発電所の立地自治体である大熊町と双葉町を女優の宮地真緒さんが巡り歩きました。宮地真緒さんの現地の方々へのインタビュー等を通して、震災から11年経った福島の今をお届けします。
阪神・淡路大震災で被災経験のある
女優の宮地真緒さんによる現地取材
浜通り地域等の新たな産業基盤の構築を目指すプロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」についてご紹介します。
再エネを利用した世界最大級の水素製造施設
NEDO実証:福島水素エネルギー研究フィールド
廃炉作業の一環であるALPS処理水等に関する取組みについて、東京電力福島第一原子力発電所の現地取材映像を交えながらご紹介するとともに出演者によるディスカッションや皆さまの疑問や質問にもお答えします。
東京電力福島第一原子力発電所の敷地に
保管されているALPS処理水等のタンク
※イベント内でオンライン参加のお申し込みをいただいた方からのご質問・ご感想を受け付ける時間を設けています。
※イベント時間の都合上、ご質問にお答えできない場合もございます。予めご了承ください。
※復興庁YouTubeチャンネルにてライブ配信を視聴される方は事前申込不要ですが、ご質問はできません。
後日、本サイトにてライブ配信のURLをご案内いたします。