meets!三陸・常磐

イベントレポート

首都圏

るるぶキッチン×MEETS !三陸・常磐フェア

2024年2月1日(木)~29日(木)|るるぶキッチン(東京都新宿区)

イベントレポート

三陸・常磐のグルメを都内で手軽に楽しむ

復興庁は、三陸・常磐の食材の魅力やおいしさ、安全性を広く伝えるために、旅行ガイドブック「るるぶ」を発行するJTBパブリッシングとコラボレーションイベントを実施。2024年2月1日(木)から29日(木)の間、東京都新宿区にあるレストラン「るるぶキッチン」にて、福島県産の食材をたっぷり使用したメニューを展開する「るるぶキッチン×MEETS !三陸・常磐フェア」を行いました。

上質な三陸・常磐食材をふんだんに使った料理の数々

るるぶキッチンは3階建てで、1階の「るるぶキッチン 立ち飲み」はお酒やおつまみを楽しめる立ち飲みスタイルのお店、2~3階の「るるぶキッチン」は全国各地の食材や食文化を楽しめるダイニングレストランとなっています。そして、今回のフェアでは「るるぶキッチン 立ち飲み」と「るるぶキッチン」それぞれに別のメニューが準備されました。

まず、1階の「るるぶキッチン 立ち飲み」には魅力的なお酒とおつまみが勢ぞろい。新鮮な魚介を楽しめるヒラメのカルパッチョやメヒカリの南蛮漬け、蛸と里芋のうま煮が提供されました。また、福島県はさまざまな日本酒品評会で金賞を受賞する銘酒を多数擁する「酒どころ」。東京でも大人気の希少な地酒が多数入荷していました。

また、三陸・常磐エリアの上質な食材を気軽に楽しめる“丼”メニューをインスタグラムで募集した「どんどん食べよう!三陸常磐レシピコンテスト」(2023年)でるるぶキッチン賞を受賞した「しらすたっぷりレンコン鶏つくねバーグ丼」も提供されました。

詳しくはこちら〈福島の今:どんどん食べよう!三陸常磐丼レシピコンテスト〉

そして、2~3階の「るるぶキッチン」では、福島県産の食材をふんだんに使用したコース料理が登場。魚介はもちろんのこと、福島県が5 年の歳月をかけて誕生させたブランドポークである「エゴマ豚」の和風ローストポークや、福島県のトップブランド米である「福、笑い」を使った鯛茶漬けなど、前菜からシメまで三陸・常磐の恵みを感じられるメニューとなりました。

地元で愛される食材・食文化をもっと広めたい

今回のコラボに取り組んでみた感想を、るるぶキッチンの運営責任者・中島隆一さんに聞きました。

「るるぶキッチン」はるるぶ編集者が全国各地を旅して見つけたおいしい食材や料理を気軽に楽しめる飲食店です。さまざまな地域にフォーカスしたメニューを月替わりで提供していますが、三陸・常磐を特集するのは今回が初めて。どんな料理でお客様に楽しんでいただこうかと、ワクワクしながらメニューを考案しました。

三陸・常磐の食材といわれて最初に思い浮かぶのは、豊かな漁場で獲れる魚介類です。メヒカリなど、東京ではあまり知られていない魚もありますね。多くの方が慣れ親しんでいるヒラメや蛸なども、上質なものが水揚げされています。また、多数の米どころがありますから、お米がおいしいのは言うまでもありません。そして、まだご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、さまざまなブランド牛・ブランド豚も生産されています。

今回の三陸・常磐フェアでは、これらのすばらしい食材をふんだんに使うことができた、海の幸から山の幸まで楽しめるフルコースを提供することができました。

ちなみに、私はきき酒師(日本酒のソムリエにあたる)の資格を取得するほどの大の日本酒好き。1階の立ち飲みスペースで提供している数々の地酒には、私が直接取り揃えた物も多数含まれています。おいしいおつまみとペアリングしながら楽しんでいただけたらうれしいです。

厳選された日本酒とおいしいおつまみに舌鼓

るるぶキッチンに来店し、コラボメニューを注文した方にもお話を伺いました。

「仕事仲間同士で飲みに来た」という3人組は「日本酒が大好きなので、おいしい地酒やお酒のおつまみがたくさんある福島が大好きです」とのこと。「ヒラメのカルパッチョは歯ごたえがしっかりしていておいしい!」「蛸と里芋のうま煮も出汁が染みていてお酒が進む味です」と、楽しく会話をしながら食事を楽しんでいました。

また、仕事帰りにさくっとお酒を楽しみに来たという40 代男性は「三陸・常磐地域はよい魚がたくさん獲れるイメージがあります。お酒に合いそうだと思って、メヒカリの南蛮漬けを頼みました。脂ののった白身魚のフライに甘酸っぱいたれの組み合わせがおいしかったです。ヒラメのカルパッチョも食べてみますね」と話していました。

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