● イベントレポート ●

ロゴ:OBCラジオまつり ふれあい広場2024

OBCラジオまつり ふれあい広場2024

2024年11⽉23⽇ (土)
大阪城公園 太陽の広場

イベント公式ページ
https://www.obc1314.co.jp/fureaihiroba2024/

大阪城公園のラジオイベント会場で「福島の今」を発信!

大阪城公園のラジオイベント会場で「福島の今」を発信!

復興庁は、大阪城公園 太陽の広場で開催された「OBCラジオまつり ふれあい広場2024」にパネル展示や物販ブースを出展し、来場者に福島の魅力や復興の現状を体感していただきました。

「福島の今」を“知って、学んで、行ってみよう!”

復興庁は「知って、学んで、行ってみよう!ふくしま」をテーマにブースを出展しました。震災からの復興が進む「福島の今」を“知って”“学んで”いただき、そして観光や移住の地として福島に“行ってみよう!”と思うきっかけとなるよう、復興の状況などのパネルを展示しました。詳しく知りたいと思われた方のためにチラシやパンフレットも設置しました。

  • ブースの様子1
  • ブースの様子2
  • ブースの様子3

ブース内には、放射線の基礎知識やALPS処理水、福島県内の各自治体の復興の状況・復活した行事などを解説・紹介するパネルを展示しました。

「復興の状況」パネルでは、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町など福島各地の復興の状況を写真で紹介。また、放射線の基礎知識のパネルでは、放射線の空間線量率の推移を解説し、福島県内の空間線量率が日本のほかの都市や世界の国々と比較しても大きな差がないことを紹介しました。ALPS処理水や農林水産物のモニタリング検査結果のパネル展示は、ALPS処理水海洋放出のプロセスやモニタリングの状況について正しく知っていただくため説明するパネルを設置しました。

なお、ALPS処理水海洋放出に伴う海水モニタリングの結果も安全の基準を満たしています。また、農林水産物の検査結果に関して基準を超えているものはほとんどありません。

  • ブースの様子4
  • ブースの様子5
  • ブースの様子6

さらに、パネルを見てお答えいただくクイズとアンケートを実施しました。ブースには老若男女を問わず幅広い層が集まり、カップルや親子連れなども多く来場されました。解説をじっくりと読み込む姿がみられました。

福島県に旅行予定のご夫婦は「空間の放射線量率がほか(の都市)と変わりないし、安心していけます」、大阪の男性(30代)は「山形出身で同じ東北人として、福島の復興する状況をパネル展示で伝えるのはいいことだし、大阪の人にもっと知ってもらいたい」、大阪市の男性は「姉が福島県のいわき市に住んでいるので、つい立ち寄った」「放射能のことなど、ニュースで福島の状況を知る機会が少なくなったのでこういうイベントは大事ですね」などと話してくれました。

  • ブースの様子7
  • ブースの様子8
  • ブースの様子9

パネル展示とあわせて、クイズとアンケートに答えると福島県のご当地ラーメンなどが当たるガラポン抽選会は、景品のひとつであるお菓子すくいが人気で、小さな子どもたちが、スコップでお目当てのお菓子を懸命にすくい取るなど、ほほえましい光景が見られました。

大阪のみなさんに向けて福島の特産品を発信

  • ブースの様子10
  • ブースの様子11
  • ブースの様子12

物販ブースでは浪江町の名物・なみえ焼きそばの「旭屋」と、相馬市のおいしいものをセレクトする「相馬本家」、自家製の海鮮加工品を多く取りそろえる「海鮮フーズ」がご当地グルメの販売を行いました。

  • ブースの様子13
  • ブースの様子14
  • ブースの様子15

「旭屋」は、1度に28人前が焼けるという大きな鉄板を持ち込み、なみえ焼きそばを実演販売。
スタッフは「モヤシと豚と太麺が生み出すおいしい焼きそばを大阪の人に味わってもらいたかった」と話しました。
伊丹市の女性は「初めてホンモノのなみえ焼きそばを食べられたのがうれしい」と福島県の本場の味に満足していました。
大好評で、11時前からできた行列が途切れることなく、お昼過ぎには300食を完売しました。

相馬産の食品や加工品をそろえる「相馬本家」は、海水と淡水が混ざり合う汽水で育ち、香りや、旨味ともに最高なあおさのりやあおさとろろなど、あおさを使った加工品をプッシュしていました。
箕面市の女性(60代)は、イチオシの松川浦かけるあおさを、近所の友達の分も含めてまとめ買いされていました。

「去年、友達がここで買っておいしかったと聞いて買いに来たんです」というあなご味噌を購入された大阪市内在住のご夫婦が笑顔で語りました。

ブースでの展示やご当地グルメを楽しんだ方たちからは、「10年以上行ってないから久しぶりに行きたくなった」や「一度も行ったことがないので、行ってみたい」など、多くの来場者が福島の味を楽しみにされていたことを実感しました。ブースでのパネル展示やご当地グルメを体感し、新たな福島の魅力に出会うきっかけになったようです。

前のページに戻るボタン