● イベントレポート ●

ロゴ:HTB秋の大感謝祭

HTB秋の大感謝祭

2024年9⽉20⽇ (金)〜 22⽇ (日)
サッポロファクトリー

イベント公式ページ
https://www.htb.co.jp/htb-daikansya/2024aki39/

爽やかな秋晴れの中「HTB秋の大感謝祭」で「福島の魅力」をアピール!

復興庁は、福島県浜通りを中心とした、被災地の復興の今を知らせるパネルの展示等を行いました。福島県名産品の物販ブースもあり、福島県との新たな出会いのきっかけになりました。

  • ブースの様子1
  • ブースの様子2

被災地は今どうなっているの? 知りたい! 学びたい! 行ってみたい!

復興庁のブースでは、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興が進む被災地についてもっと知ってもらいたい、現状について学んでもらいたい、「福島の魅力」を伝えたいと、パネル展示と福島県の各自治体のパンフレットを置いてアピールしました。物販ブースは、福島県の物産館「MIDETTE(ミデッテ)」が出店、福島県の人気名産品が店頭に並びました。

  • ブースの様子3
  • ブースの様子4
  • ブースの様子5

復興庁ブースで展示したのは、放射線の基礎知識やALPS処理水、福島県内の各自治体の復興の状況・復活した行事などを解説・紹介するパネルです。福島県の空間線量率は世界の都市と比べてもほとんど差が無く、ALPS処理水海洋放出に伴う海水モニタリングの結果も安全の基準を満たしています。また、農林水産物の検査の結果に関しても基準値を超えているものはほとんどありません。

●解説パネル(画像をクリックするとpdfが開きます)

  • 解説パネル 放射線の空間線量
  • 解説パネル 避難空域の減少
  • 解説パネル 放射線の基礎知識
  • ALPS処理水とは
  • モニタリングの結果
  • 農林水産物 モニタリング検査の結果

解説パネルを通じ偏ったネガティブなイメージを払拭し、正しい知識を知っていただくため、基礎的な知識や不安要素を払拭する内容のパネルも設置しました。

放射線についての詳しい情報は(ちゃんと知っておきたい放射線のこと)をご覧ください。

ALPS処理水についての詳しい情報は(ちゃんと知っておきたいALPS処理水のこと)をご覧ください。

  • 解説パネル 復興の状況2
  • 解説パネル 復興の状況3
  • 解説パネル 復興の状況1

復興の状況を知らせるパネルでは各自治体の過去と現在の様子の比較や行事の再開など、「福島の今」を知っていただいた一方で、未だ人が立ち入りのできない区域があることも紹介しました。

来場者の声「福島の復興をこれからも関心を持って見守っていきたい」

復興ブースには、オープン時から親子連れや若い男女、年配のご夫婦など多くの人が訪れました。パネルを見てお答えいただくクイズとアンケートを実施。パネルの前には長蛇の列ができ、熱心にパネルに見入る人や子供に教えたりする親御さんの姿も多く見られました。

札幌の男性(60代)は、「仕事の関係で福島に行ったこともあり、個人では何もできませんが福島産のお酒は買うようにしています。まだまだ大変だと思いますが、頑張ってほしいし、関心を持って見守っていきたいと思います」と語ってくれました。
旭川の女性(30代)は「色々と復興されていて、今、このような感じになっているんだと勉強になりました。福島県に行ってみたいと思います」、札幌の女性(40代)は「数年前に東北地方を回ったことがあり、その時にはまだ復興していない部分もあったようですが、パネルを見て元に戻っているところも多いと実感しました」と話されました。
江別の女性(40代)は「ニュースでしか見ておらず、どれくらい復興しているかあまり分からなかったので知ることができて、よかったです。何度か回ってじっくり読みたいと思います」と熱心な想いを語り、札幌の男性(20代)は「放射線の空間線量率は海外と比べて全然変わらない、むしろ低いくらいということが分かりました」と安心した様子でした。

  • ブースの様子6
  • ブースの様子7

北海道での販売機会が少ないので、福島県産品を知ってもらうチャンス

物販ブースには、福島県の物産館「 MIDETTE(ミデッテ)」が出展しました。店頭には、オープンして2時間で売り切れたという人気のお菓子、福島名物の桃をふんだんに使った加工品やドリンク、水産加工品やお酒など多くの商品が並びました。お店の方は「福島県産品を北海道の皆さんに知っていただきたいです。福島はフルーツが有名なので加工品やお菓子、お魚や復活した『あおさ』などを紹介したい。お立ち寄りいただいたお客さんには何かしらの商品を手に取ってもらい、喜んでいただいています。福島は良いところなので、是非足をのばして遊びに来てほしいと思います。広く皆さんに福島県産品の魅力や観光地を知っていただけるようにしっかりPRしていきたいです」と熱心に語ってくれました。

「MIDETTE(ミデッテ)」を訪れた、桃が好きという女性は「ももポテトチップや、美味しいのはもちろん分かっている喜多方ラーメンを買いました」、薄皮饅頭を購入した男性は「福島の友人が教えてくれて、自分が福島に行った時も買いました。好きですね」と満足そう。
知り合いに福島出身の方がいるという女性は「福島に2回くらい行ったことがあって、おみやげにも美味しいものがいっぱいありました。今回はお菓子類とお酒を買いました」と、福島県を懐かしむ様子でした。北海道の福島県人会の方が一番おすすめという桃ジュース『福島 桃の恵み』を買った女性は、「イギリスの元首相が飲んだので是非飲んでみたかった」と嬉しそうに語りました。目的の商品や店頭で気に入った商品を見つけて、満足そうな表情がたくさん見られました。

  • 物産館MIDETTE(ミデッテ)の様子1
  • 物産館MIDETTE(ミデッテ)の様子2
  • 物産館MIDETTE(ミデッテ)の様子3
  • 物産館MIDETTE(ミデッテ)の様子4
  • 物産館MIDETTE(ミデッテ)の様子5

同時に開催された福島県の特産品が当たる抽選会も、イベントオープン時から多くの人で賑わいました。パネルで復興状況について知ってもらった後、アンケートやクイズに答えてくれた人はガラポンを回すと、ご当地ラーメンセットの景品が当たったり、お菓子すくいに挑戦できます。スコップからあふれるお菓子を上手に袋に入れようと、子どもたちはもちろん、お父さんお母さん、年配の方や若者も懸命にチャレンジ。歓声が上がり、満面の笑みが広がりました。

  • 福島県の特産品が当たる抽選会の様子1
  • 福島県の特産品が当たる抽選会の様子2

時間が経ってもブースの列は途切れず大盛況!被災地の復興の今に出会っていただくことができました。

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