「みんなで未来をつくろう教室」が
福島県いわき市立中央台北小学校で行われました。取り組んだのは、6年1組と2組の2クラスの生徒たち。
毎日暮らしている地元、'いわき'のよさを考えました。01
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17(水)
1.2時間目
いわきのいいところを見つけよう!
まずは2クラス合同で、町のよさを見つける技やCMづくりのコツを教わり、ウォーミングアップ。そして冬休みの宿題として取り組んでいた、自分の周りの人へのインタビューの結果を班ごとに共有し合い、いわきのよさをたくさん発見しました。
班のみんなが発表し合うと、「わかるわかる!」「そうだよね!」とひと盛り上がり。
出てきたよさの中から「とくに未来に残したいのはどんな魅力だろう?」「いわきならではの魅力ってどんなところ?」をポイントに、一班で一つに絞り込みます。「全部良いから絞れないよ~!」なんて声もちらほら。
それでも最後はどのチームも「○○なまち、いわき」というひとつのコンセプトを決めることができました。
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22(月)
3.4時間目
ストーリーを組み立ててCM劇にしよう!
前回の授業で班ごとに話し合って決めた「みんなに伝えたい、いわきのよさ」。これをCM劇にして演じるのが、今日の最終ゴールです。どんなふうにしたら、伝えたいことがおもしろく伝わるかな?わかりやすく伝えるにはどうしたらいい?
まずは、班ごとにアイディアを出し合って、15秒のストーリーを考えます。‘他の県の人が来ても楽しい町’だったら、どんな人が登場するCMにしようか。‘おいしいものであふれる町’なら、おいしすぎてどうなっちゃうと面白い?みんな悩みながらも、次々とアイディアが膨らみました。
ストーリーがだいたい完成したら、さっそく練習と小道具づくりにとりかかります。
いざやってみると、15秒なんてあっという間。セリフを削ったりテンポよく演じたりと工夫を凝らしながら、ストップウォッチを片手に何度も練習。ラストスパートです。
さあ、2クラス12班が集まって、いよいよ発表です。恥ずかしがっていた生徒も、テレビ枠の中では、元気いっぱい!
幽霊が出てくる班、カラフルな絵でいわきの魅力を伝える班、ツッパリが温泉に入る班・・・。たくさんのアイディアが演じられ、いわきのよさが伝わる15秒のCM劇が完成しました。
「うまく伝わったかどうか自信はないけど、楽しかった!」。
いわきに住んでいながら、いわきのよさをこんなにも突き詰めて考えたのは初めての生徒たち。そこには、これからのいわきをキラキラとさせる笑顔がありました。