みんなで未来をつくろう教室みんなで未来をつくろう教室

これまでに実施された「つくろう教室」を
レポートします!

7月22日、8月8・9日に、宮城県女川町で開催された「つくろう教室」をご紹介します。

みんなで ‘ウニ!’ポーズ。 つくろうレポート! 海の幸から、復興のエネルギーまで。
「みんなで未来をつくろう教室」が宮城県女川町
認定NPO法人カタリバ女川向学館で行われました!

認定NPO法人カタリバが運営する女川向学館は、震災後に放課後学校「コラボ・スクール」として開校。学習指導と心のケアを行っています。この夏、そこに通う中学1年生たちが「みんなで未来をつくろう教室」に取り組みました。

7/22(金) 視点を変えるとたくさん出たよね 1時間目:女川のよさを見つけよう!

多田有沙先生らが「女川のよさをCM劇にして伝えよう!」と呼び掛けて始まったつくろう教室。まずはCMの役割を確認した後、本題となる「女川のよさ」を、視点を変える発想法を活用しながら探していきました。
「ほや、シカ、さんま…」「女川駅」「やさしい人が多い」。いちばん多い子は30個も書きだしました。

7/30(土) 町の人は意外な‘よさ’を知ってたなあ~ 宿題:取材に出かけよう!

土曜日を使って、昨年末オープンした駅前の商業施設「シーパルピア」で町の人にインタビュー。「女川のよさは何ですか?」知らない人と話すのはドキドキものでしたが、自分では気がつかないよさを教えてもらうことができた一日でした。

8/8(月) TVフレームの中でも練習しました! 女川のよさ、どうやったら伝わるかな? 2・3時間目:チームでCMをつくろう!

自分や町の人から聞いた女川のよさを元に、班になってCMをつくります。他の地域にはない、いちばん伝えたい‘よさ’は何?と、みんなで話し合いながら伝えたいことをひとつ選び、アイディアを出しあってストーリーをつくりました。
そして1班ずつ、先生たちの前でCM劇を練習!テレビフレームの中に入ると、一気に主役気分に。
「最後の決めゼリフは、みんなで言うといいかも!」など、先生も熱心にアドバイス。さて、どんな発表になるかな?

8/9(火) プロ的に見ても最後のオチも、よかったよ~! 4時間目:いよいよCM劇を発表!

いよいよ最終日。ギリギリの時間まで小道具の準備や練習をして、本番を迎えました。この日は先生だけでなく、家族や町の人も見に来てくれました。

緊張しながら、15秒のCM劇を披露!どんなCM劇にするか最後の最後まで決まらずハラハラしていた班も、しっかり発表することができました。町で流行りそうなユニークな‘ウニ!’ポーズも誕生。
「いろんな色がある町、女川」「(復興や海の幸など)エネルギー豊富な町、女川」など、それぞれの班が女川にしかないよさを発見。いきいきとみんなに伝えることができました。